2023年5月29日(日)実施 高尾で初夏の花々の観察

(日本国際薬膳師会)


【実施概要】 セッコクをはじめ初夏の花々の紹介、人々が利用していた草木や人と植物の係わり等

【開催場所】 高尾山:高尾山口駅(9時発)→6号路高尾山頂→1号路男坂ケーブルカー山頂駅清滝駅「高尾 599」解散(1530分)

【主催者】日本国際薬膳師会

【参加者】 日本国際薬膳師会会員:12  

【スタッフ】 市川美保子(報告)・小日向礼子


529日、薬膳師会の皆さまと「高尾で初夏の花々の観察」を実施しました。天気予報は終日雨、前日夕方から中止か実施かで会の方と遣り取りがありましたが、下見の時、 号路のセッコクがとてもいい状態でしたので、参加者には天気次第では引き返すこともありと伝え、せめてセッコクを観て頂きたいと「実施」としました。

 

当日840 分に高尾山口駅に集合して、解散する1530分まで全く雨は降らず、号路を訪れる人も疎らで、とてもゆったりとした観察会日和となりました。「セッコクって、足元に咲いているお花かと思っていました」、6号路、大きな杉の木に咲く見事なセッコクを見つめていた参加者の興奮気味な声を聞いた時、実施出来て本当に良かったと改めて思いました。

 

皆さんは、道中の草花にも関心が強く、「サンキライ」「ショウマ」「バクモンドウ」等生薬名が行き交い、その味や薬効の質問が多々ありました。「植物のことをもっともっと知りたい」と言っていた方もいらして、尽きない向学心と興味の深さを感じさせられました。山頂で休憩した後、4号路経由で下る予定でしたが、前日の雨で非常に滑り易くなっていることが予想されたので、変更して 1号路を下り、ケーブルカーで降り、「高尾 599」で解散しました。次回は薬王院での精進料理を加えて企画したいと話しておられました。