6月10日実施 田園調布学園土曜講座

【タイトル】 草笛体験講座

【実施日】 2023年6月10日（土）

【実施場所】田園調布学園

【担当者・幹事】班長:戸村ニ美男(主幹事)、福田正男、林公康、アシスト：熊木秀幸（報告）

【参加者数】生徒20名、先生1名

【概要】身近な植物の葉やドングリ等を利用して笛を作る。それによって森林に関係した自然物に親しみ、同時に工作の楽しさと達成感を味わう。

学園のHPによればこの土曜プログラムは5分野・約170のプログラムで構成され、生徒が好きなものを選択できるという同学園ならではの取組みです。今期FITは8種類の講座を任されており、その内の一つが「草笛体験講座」です。

最初に手掛けるのは竹笛作りです。内径5mm長さ4cmほどのアズマネザサの稈を使い、片方を45度角に切断、切断面下方部分に1cmの切れ込みを入れ、リードを差し込んで蓋をして出来上がり。リード側を口に含んで息を吹き込めばブーブーと大きな音が鳴り響きます。次は葉巻笛。マテバシイの葉を葉元からぐるぐる巻いて輪ゴムで締めて出来上がりなのですが、上手くビービーと鳴らせたのは数人でしょうか。殻斗笛はアベマキ(クヌギでもOK)の殻斗を使用。外側を紙ヤスリで滑らかにした後、それを両手親指で挟み、できた小さな隙間に息を吹き込めばピーピーと甲高い音がうるさいほど教室の四方八方から。しんがりはドングリピッコロです。マテバシイのドングリの中身を広口からねじ釘でキレイにほじくり出した後、中心からやや先近くに3.2mmの穴を開け、そこに髄芯を除いたキブシの枝を上手く当てれば、ピューピューです。

締めは皆んなで「カエルのうた」を輪唱演奏。生徒たちからは「初めての草笛作り体験、とても楽しかったです。」等の感想を頂き無事終了しました。