小学校教職員向け環境教育研修会「やってみよう!環境学習プログラム」


実施日:2023728日(金)

場所:高尾山清滝駅ー高尾山駅ー慰霊碑広場ー一号路ー富士道ー三号路ー599ミュージアム

参加者: 12名 東京都環境公社と自然環境アカデミーの職員7

スタッフ:岡本(主幹事)、高橋、有村、内藤


東京都の小学校の先生が環境教育を学校で実施できるように、東京都環境局主催で行われている初等教育者向けの環境学習プログラムです。東京都が募集する研修シリーズは全4回、そのうちの高尾山での自然体験プログラムをFITで担当しました。先生方に自然体験プログラムを実際に体験していただき、遠足や校庭での教育に役立てていただくことを目的としています。

 

プログラムでは、生徒に自然の面白さを自ら発見して共有してもらうことを主眼に、何を行ったら良いかを考えて実施しました。そのため、植物や動物についての知識は必ずしも必要ではないこと、観察の視点を提供すること、「なぜ?」から入ってみることなどをお伝えしました。慰霊碑広場では自然と親しくなるためのゲームも幾つか体験してもらいました。

 

午後は自然環境アカデミーの進行で、先生方同士でワークショップスタイルで、今日の振り返りや活用できそうなアクティビティーを挙げてもらったり、既に学校で実施しているプログラムを紹介しあったりしました。振り返りを通じて、私たちの思いが先生方に伝わったことを確認できました。自然環境の中で回りと一体化することができるプログラムがとくに好評でした。目を閉じて周りの音を感じるなど知識に依らずに感性を研ぎ澄ます体験を通じ、先生方からはそれぞれの状況に応じて実施できそうだとの感想をいただきました。

 

今回は研修内容を紹介するためのビデオを、東京都環境公社で作製し下見時の私たちの活動を撮影しました。オンラインでの公開のほか、参加者への振り返りの資料としてもご活用いただく予定です。