9月2日実施 田園調布学園土曜講座


【実施日】 202392日(土)

【場所】田園調布学園

【参加者】19名(中16名、中27名、中34名、高12名)

【スタッフ】主幹事・講師:臼井治子、スタッフ:小勝眞佐枝、鈴木幸代(報告)


前半は講義です。古代ローマ時代の石鹸の誕生から日本の花王石鹸が誕生するまでの石鹸の歴史から始まり、サポニンを含む植物解説の後に、サイカチの鞘と実、ムクロジの実の外果皮、エゴノキの果皮そしてソープワードの葉や茎を、それぞれ生徒さんがペットボトルに入れ水を注ぎ入れシャカシャカ振り、実際にシャボンのように泡立つことを確認。このころから緊張が解け、生徒達の笑顔が目立つようになります。次にハーブ石鹸に使うハーブ、ラベンダー、センテッドゼラニウム、ポットマリーゴールドの植物解説とその薬用・殺菌効果やその香りと生活とのかかわりを説明。

 

後半はハーブ石鹸作りです。ラベンダー石鹸(ラベンダー浸出液とラベンダー精油)とカレンデユラ石鹸(ポットマリーゴールド浸出液とゼラニウム精油)2種類。それぞれポリ袋に練り石鹸素地100gを入れ、煮だした浸出液50gと精油5滴を加え、空気を入れないようにポリ袋を閉め、練り石鹸の粒々が無くなるまで、手で良く練ります。その後はポリ袋から取り出し、好きなように成形。部屋中に良い香りが立ち込め、生徒達は粘土細工宜しく、夢中になって成形に取り組み、世界に一つだけのハートや花型の素敵な石鹸ができあがりました。持ち帰ったものは全体が乾くように風通しの良い所で、2-3週間置いてなじませた後、使用可能となります。受講した生徒達には大変喜んで頂いたようで、スタッフも満足でした。