八王子市立七国小学校高尾移動教室(高尾山登山)

2023102日(月)

場所:高尾山:清滝駅前広場〜稲荷山コース〜高尾山頂〜1号路・いろはの森への階段〜4号路(モミの木広場・深山橋・浄心門)〜十一丁目茶屋〜1号路〜清滝駅前広場


実施概要:七国小学校の高尾移動教室2日目のプログラム。高尾山登山を通して、社会科・理科、探求の時間の学習内容を深め、生徒達の発見、探求の場とする。

参加人数:167名(小学5年生153名、先生14名)


長い夏も終わり、涼しさが感じられる日であった。ケーブル清滝駅前広場に七国小学校5年の生徒達を出迎えた。開会式後、班長達は今日の行動を説明し、生徒達の体調も確認し出発する。旭稲荷まではいきなりの急登で、その後も木の根の露出する登山道で、途中の稲荷山には予定時間を超える班が多かった。先生が「子ども同士で励ましあっている姿が頼もしかった」と後で話していたが、登山のつらさと良いところを体験した。先生がザックを持ったり、遅れ気味の子どもに付き添う姿も見られた。

 

稲荷山では休憩し、コナラやマルバアオダモの話をした。カシノナガキクイムシの雌が菌を運び、ナラ枯れ病の原因となる話に、生徒達は身を乗り出して聞いていた。五号路出合までは木段が続き、個人差もあるが歩きにくい。しかし、山頂には、多くの班が予定時間内に到着した。達成感からか、昼食がうれしいのか、笑顔が多い。

 

午後は、4号路を通り、モミの木広場、吊り橋を経て1号路に戻り、下山。十一丁目茶屋の先の霞台展望台からは七国小学校が見える。1号路の下山は、カエルの歌を合唱したり、それまで疲れた表情の子が走り出したりして、ハイになる生徒が多かった。ケーブル清滝駅前には全ての班が予定時間内に到着した。閉会式では生徒達から、森林インストラクターに「色々と発見できました」とお礼と挨拶の言葉をいただいた。生徒達には密度の濃い、楽しく充実した1日であったと思う。黄色いバンダナを首に巻き、励ましあって歩き通した七国の生徒達にほほえましさを感じ、頭が下がる。(写真は閉会式の様子


スタッフ:18名(班長17名、アシスト1名) 吉原(主幹事)、丸山(副幹事)、萩原(副幹事)、福田、三井、谷井、小野、熊木、浅井、内藤、平岩、中林、小勝、氏家、高橋、清水、横井、立川(報告)